なんでもエクセル(Nandemo Excel)

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Excelの作り方に正解はあるのか

このブログを始めるきっかけは、「Excel方眼紙」についての記事を読んだことです。

「Excel方眼紙」の何が悪い? - 日経トレンディネット

読み終えた時、一番に感じたのは「何故、エクセルには作り方の基本がないのだろう」でした。使い方の参考書は山ほどあるのに。

 

エクセルはとても汎用性(自由度)の高いソフトウェアです。なので色んなことができます。この記事に出てくるエクセルコンテスト(表計算大会)にしても、投稿作品の中には色んなものが集まっていたように記憶しています。ただ汎用性の高さは、メリットであると同時に、デメリットでもあるように感じます。その最たるものが、「Excel方眼紙」だろうと思ったのです。

 

Excel方眼紙」は当時の日経PC21推していた方法で、正直、その頃は「表計算ソフトで、そんなやり方を教えるなよ」と思って読んでいました。既存の機能のほとんどが使えなくなってしまいますから、表計算をする上ではデメリットしかないのです。ワープロ的な考え方で表を作る人にとっては便利なのかもしれませんが、実際にその表を活用しなければいけない人にとっては、不便極まりないものになります。作り手に優しく、使い手に厳しい作り方といえます。

 

もちろん「Excel方眼紙」が必ずダメだという訳ではありません。仕事を紙書類だけでやっていた時代の帳票類を、そのままエクセルに持ち込んでデジタル化してしまう事例はよく見かけます。印刷用途のみの表を作る場合なら、その方が作り易いことも理解できます。ただ問題は、「Excel方眼紙」で表を作るのに慣れてしまった人が、計算が必要な表にもその作り方で臨んでしまう可能性が高いことです。実際、エクセルで起きる問題の大半が「表の作り方が悪い」に集約されるように思います。

 

しかしだからといって、「表を作り直しましょう」という判断が必ず正解かというと、これも絶対ではないように思います。会社で帳票を変更するとなると、色々調整しないといけないことが増えますし、部署をまたいで利用するものになると、尚のこと大変でしょう。

 

そこでこのブログでは、どちらが正解と考えるのを止めようと思います。当座をしのぐために、作りの悪い表から無理やり計算するのも正解。今後の為に、表を作り替えて無理なく運用できるように見直すのも正解。どっちも場合によって、必要なことだと思います。エクセルは上手く使えば何でもできますし、考え方も一つでなくてもいいと考えることにします。