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Power Query:インデックス列の追加

これ単独でページ作るのもどうかと思うけど、クエリを作る過程でインデックス列(連番列)があると後々の計算の都合がいい場面が多々ある。実際マウス操作で行う場合、これなしでは先に進めない処理がいくつもある。グループ別に組み換えする時とか。

その連番列を追加する方法はいくつかある。

単純なのはマウスの操作で「インデックス列」をクリックすること。M言語では「Table.AddIndexColumn」を使う。


[列の追加]の[インデックス列]

これだけ。

この場合先頭は「0」から始まることになる。そのほうが他の計算に使う時は都合がいいけど、あえて「1」からにしたい場合は、


[列の追加]の[インデックス列]→[1から]

これでOK。

新規に連番列を持つテーブルを作りたい時は、下記の手順でできる。


[新しいクエリ]→[その他のソース]→[空のクエリ]

数式バーに「= {1..100}」と入力

余談ではあるが、対象がテーブルではなくリストだった場合は「List.Positions」を使うことで「0」からの連番が作れる。いちいち連番が必要だからと、リストをテーブルに変換する必要はない。

もう一つは読み込んだ後のテーブルに「番号列」を追加する方法。まずは何もせずに読み込む。

この状態で


[データ]→クエリと接続の[プロパティ]

データのレイアウトで[行番号を含む]にチェックを入れて[OK]

このままだと何の変化もないので一回更新が必要。


テーブルを選択した状態で右クリック[更新]

説明しておいてなんだけど、今更こんな方法を使う人はいないと思う。