勤続年数を「何年何ヶ月」と表示したいからと、DATEDIF関数の「Y」と「YM」で計算したものを「&」で繋いで文字列で表現する人が時々いる。
=DATEDIF(入社日,現在,"Y")&"年"&DATEDIF(入社日,現在,"YM")&"ヶ月"やんのはいいけど、こんなものどうやって計算に使うのよ。
よくあるのは「職員の平均勤続年数を計算したい」みたいな話。とりあえず、その文字列から計算するのは止めときましょう。
=DATEDIF(入社日,現在,"M")
小学校で習ったと思うけど、計算する時は「単位を揃える」のが大前提。最初から月単位で表記しておけば、平均は AVERAGE関数で簡単に計算できる。
それでもあえて「何年何ヶ月」表記から計算したいという場合は、下の方法で月単位に変換できる。
=MAX(IFERROR(SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(ASC({"0 ",""}&[@年月表記]&"0/120"),"ヶ月",""),"年"," ")*12,0))
こんな感じ。
