なんでもエクセル(Nandemo Excel)

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2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

Power Query:列のピボット その5(集計行を追加する)

前回これで最後と書いた癖に、もう一つ追加。 列のピボットで作成したマトリクス表に「集計行」を追加したい時どうするか。 「テーブルの最下行に1行追加ってどうやるの?」と悩んだ方は、Power Queryの便利な機能を一つ忘れている。「行列の入替」である。…

Power Query:行のグループ化 その2(個別の行数のカウント)

Excelで時々困るのが、「重複を省いて件数をカウントしたい」時。ダブっているものを1つとして計算したい時、ピボットテーブルでは単純に集計できない。 「田中太郎:3」、「鈴木一郎:2」になってくれないといけないのに、ピボットテーブルで集計すると個…

Power Query:現金出納帳から勘定元帳を作る

先日、質問掲示板に Excelで現金出納帳を作っている人の質問があったんだけど、その人の出納帳には右端に残高列があって、そこから月ごとの残高が計算できなくて困っているという質問だった。……いや計算に使えなくて困るくらいならそんな列いらんでしょうよ…

Power Query:列のピボット その3

引き続き「列のピボット」。前回は縦軸用の番号列の作り方をやったけど、今回はn行一組のデータを、列のピボットを使って組み替えてみたい。 n行(画像だと4行)で一組のデータ(もちろんデタラメ)があるとして、 これを1行ずつのデータに組み換える場…

Power Query:列のピボット その2(縦軸用の列がない場合)

前回の続き。そこでもちらっと書いたけど、列のピボットを実行する時には、必ず縦横方向の軸となる値が必要になる。 この画像の場合だと、テーブル1には横軸となる「班」列はあるものの、テーブル2の「連番」を構成する縦軸用の列がない。このまま列のピボッ…

Power Query:列のピボット その1

今回は「列のピボット」を紹介する。Excelでいうピボットテーブル的な集計がしたい時に使う機能で、要は「列のピボット解除」の逆パターン。よく使う機能なんだけど、実のところ集計に使われることは少ないかと思う。 左表の「属性」列を横軸にして、右表の…

Power Query:インデックス列の追加

これ単独でページ作るのもどうかと思うけど、クエリを作る過程でインデックス列(連番列)があると後々の計算の都合がいい場面が多々ある。実際マウス操作で行う場合、これなしでは先に進めない処理がいくつもある。グループ別に組み換えする時とか。 その連…

Power Query:行のグループ化 その1

名前だけでは分かりにくいけど、クエリ内で何かを集計したい時に使う機能。 Power Queryでよく使う機能といったら、「クエリのマージ」「列のピボット解除」「行のグループ化」「インデックス列の追加」「列のピボット」の5つ。今回はその3つ目。 Excelを…

Power Query:連続する数字をまとめた文字列を作る

例えば「1,2,3,5,6,8,10,11,12,17」みたいな書き方だと分かりにくいし、文字数も多くなる。「1-3,5-6,8,10-12,17」みたいにまとめたい時、どうすればいいか。いや数式でやってもいいんだけど(やる人いるかな)、あえてクエリでやる場合どうするかを考えてみ…

Power Query:西暦から和暦を計算する

Excel上なら、TEXT関数で「"gggee年mm月dd日"」とすれば簡単に済む話なんだけど、Power Queryの Date.TeText関数は和暦には対応していない。 画像のような和暦表示の列を作りたい場合、カスタム列の追加で「= Date.ToText([日付], "gggee/MM/dd"」とすると、…